IB認定校へのステップ

IB認定校へのステップ

学校や教育機関が国際バカロレアを導入し、公式なIB認定校としてIB教育を提供するためには、国際バカロレア機構(IBO)の定めた認定プロセスを完了する必要があります。IB認定までには、学校や導入するIBプログラムによって異なりますが、通常は2〜3年の時間を要します。

認定プロセスにおいては三つの段階があります

1)関心校になるために:関心校とは下図の検討段階にあたります。情報収集のためにIB機構に連絡(下記)を取ると、関心校と呼ばれ、基礎的な情報共有とサポートが無料で受けられます。

2)候補校になるために:IB機構による一連の手続きを経て、候補校として認められますと、IB機構の指定するトレーニングを受けたコンサルタントが配置されます。またIB教員用の資料にアクセスが許され、PYPとMYPプログラムではプログラムの試験的運用を始めることができます。候補校として認められた時点より、公に候補校と名乗ることができるようになります。なお候補校申請には費用が掛かります。

3)認定校になるために:認定校申請のためには、候補校段階で校内の各種規定・規約の整備、カリキュラムのデザインと職員研修等を進めていきます。その後準備が整ったと学校側が判断したらIB機構に認定校申請を提出し、IB機構による認定訪問を受けます。それぞれの学校が認定を受けるためには導入を希望するプログラムを実施するための要件が満たされていると判断される必要があります。費用等も含め、手順の詳細につきましてはIB機構に直接お問い合わせください(下記)。

国際バカロレア機構へのお問合せ(国際バカロレア機構 IB認定及び高大接続問い合わせ相談窓口へ)