認定校・候補校
国際バカロレアのプログラムは、全て導入することも、どれか1つのみ導入することも可能となっており、国際バカロレアの認定を受けている学校は、令和5年3月時点、世界159以上の国・地域において約5,600校です。日本における認定校は、下表のとおりです。
国内の国際バカロレアの認定校(令和5年3月31日時点)
※・・・学校教育法第1条に規定されている学校(73校) ◎・・・日本語DP実施校(34校)
(参考)国際バカロレア認定校等数:207校(令和5年3月31日時点)
PYP 認定校 59校 候補校 31校
MYP 認定校 34校 候補校 11校
DP 認定校 67校 候補校 5校
*上記はIB認定校等を学校・プログラム単位で数えたものであり、IB機構が公表している校数とは異なる
* 1条校が国際バカロレア認定校になるに当たっての留意事項
学校教育法第1条で規定されている学校が国際バカロレアの認定校になるためには、学校教育法等関係法令と国際バカロレア機構の定める教育課程の双方を満たす必要があります。各学校においては、学習指導要領が定める各教科等の目標、内容と国際バカロレアのカリキュラムの内容を比較し、国際バカロレアのカリキュラムに学習指導要領が定める内容を補うなどして、両方の内容を適切に取り扱えるよう、教育課程を工夫して編成・実施することが求められます。
例えば、MYP認定校においては、学習指導要領に基づく教科等を前提に、教科間連携を重視し、実際の社会とのつながりを意識できるよう指導方法を工夫している例があります。また、DP認定校である高等学校においては、1年次に必履修科目の大半を履修し、2年次以降、学校設定科目として国際バカロレアのカリキュラムに対応した科目を設定して履修するような工夫をしている例があります。